早朝、フトシと遊んでいたら、



ウォーキング中のおじさんが「クロちゃん、おはよっ！」と声かけてった。



そうか、おまぃクロちゃんだったんか。



可愛がってくれる人の数だけある、それがこの子たちの名前。

「ねこのすみか」の新猫、チップ。
ついチッピーと呼んでしまいそうになりますが、これは「ねこのみせ」のポッキー効果でしょうか。

江ノ島旧市街の猫だまり。

うっとり〜。



まったり〜。



でろ〜ん。



ごろ……！



はっ、ワタシとしたことがっ。

訪問８回めの「ねこのすみか」は、全員おやすみ中でした。



まー、８回も通えばそんな日もあるわな。

「あ。撮影中？」



「すみませんねぇ、ちょっと通りますよ」

いつもの場所で、いつもの子を撮ってたら、



「最近、他の子見ないねぇ」と通りすがりのおじさんに声かけられた。



そっか、そう思ってたのはぼくだけじゃなかったんだ。



なぁ、２号、３号はどこ行ったのよ、シロの１号。

ダンゴ４兄弟のひとり、



最も特定しやすく、ウォッチングを楽しみにしていた子。



その姿を見かけなくなってひと月。
……。

電池切れになっていることが多い「ねこのすみか」のスティッチが珍しく動いていました。



……動いていたというか、起きていたという感じ？



相変わらず電池持ちは悪いようですが。

「黒服のダンディー」と以前評したこの子、



実は女の子だったことが判明。



あー、もー、そいじゃ、あんたモモコということで （いいのか、そんなノリで）。

赤い首輪のいつもの子。



新しい飾りをつけてもらいました。



「興味ないわね、食べられないし」
まぁ、そう言わず。

フトシの耳の付け根を舐めるアツシ。



「あ、もっと舐めて」



「ええい、うるさい。噛んでやる」



「おまえなんかこうだ」 「なんだと、こんにゃろ」
まだまだじゃれあうお年頃。推定２歳。

この記事のせいで、「泣きボクロ」だとか「じゅんとネネ」だとかの検索でたどり着く方がちらほら。
がっかりされてもぼくのせいでも、もちろんこの子のせいでもありません。

熱海沖初島、船待ち時間。

ねぇ、そんなに熱心に見つめているものってなんで



すか……って、ぁ、ごめん、怒らないで。

ワタシが選んだ初島一番。



このサイズ。このカワユさ。



あぁ、連れて帰ってしまいたいっ！

憂いのある耳折れさん。



餌を待つ表情からも、その猫柄が偲ばれます。

この子たちのことを、



「猫図鑑」のなかでしか



ぼくは知らなかっただろうし、



メイクィーンなどと口走っていたにちがいない。



「ねこのすみか」がなかったら。

うつらうつら。



「むっ」



「……」



「むぅうう」
歓迎されていないの、ありあり。

17日のコレの反対側。
左上に写っているヒトは、ローアングルで幼女を狙っているわけではナイ。

あの子に似た後ろ姿。
一瞬頬がほころぶも、こんなに小さなわけがなく、



柄もちがっていました。
運命も、消えたあの子とはちがっていますように。

「むーん」



「くふーん」



「ううーん」



「……決まらないなぁ、安眠の態勢」

人が近づくとやおら起き上がり、わらわらと集まってくる薄幸そうな子ら。

下の方に小さく表示させているだけなので、誰も気にしていないでしょうが、３万ヒット！
おお、グレート！　おお、サンクス！
更新頻度、なかなか下がってくれませんが、今度こそ(笑)。



オマケは、安眠ポーズが決まったらしいアトムヘアーのその後。