お天気悪けりゃファーストデーだし、



映画でもハシゴする気で取ってた休暇。



迎えてみたらば空は青いし、暖かいしで、



前回訪問から２ヵ月半、



またも行って参りました、熱海沖に浮かぶ島。

釣り人の後ろ、待ちの態勢。



長期戦の構えの子。



たまに気が散る子。



釣り道具を管理する子。



初島漁港、暖かい冬の午後。

今回、初島で出会ったなかで１、２を争う小さな子。



次回もきっと会えますように。



それにしても、きみってずっと同じ姿勢だね。

中央、漁網の切れ端に首と前足を絡めとられた子 （詳細はこちら）。



網を取ってもらって、さっそく入念に毛繕い。



ところで、なんで皆一様に海に背を向けるのさ？



ひとりになって、ふける感慨。「あー、オラ、首絞まるとこだった」

空にも負けない青い瞳、



この耳の伏せ方は、あの日の子ら。



憂いというより仏頂面。今回、引っ掻かれました。



そしてこれが初島一番のあの子なのかどうなのか、もうひとつ確信が持てないワタクシです。

ここにも、そしてここにも写っていましたが、



今回、初島で見かけたなかで、一番小さかったのはたぶんこの子。



ちょっとよそ見していると、これこの通り、ひざの上。



どうか、どうか、この子が健やかに育ちますよう。

初島猫が続いたので、



久しぶりに店猫をば。



すでに貰われていって、



今では家猫となっている子もいますが、



いずれもシアワセな子ら。

「なぁ、兄弟。いい天気だぜ」
「まったくだ」



「なぁ、兄弟。なんでこいつ尻向けてんだ？」
「……」

「おいちゃんとこ行く？」
「うん、行く行く」



のしのしのし。



のしのしのし。



そして、アツシのゴール地点。



そして、フトシのゴール地点。

初島食堂街先の岩場。



フタツネと呼ばれるここは、



スキューバダイビングのポイントのひとつ。



だそうですが、この日、ダイバーの姿はなく、



いるのはただ猫ばかりなり。

島の魚と



磯料理。……五七五。

「ねこのすみか」のニューフェイス。



大阪からやって来たジェロ君。ボケではなくて、たぶんツッコミ。



おっと、電池切れ。つづきはまた後日。

釣り宿裏でお食事中。



なにをいただいているのかと



覗いてみると、けっこう豊かな食卓。……しかし気が弱いのか、右の子は。



「こんな小さなワタクシだって、ちゃんといただいておりますのに」



はぎはぎはぎ……。

「匂う、匂うぞ」



がぶしっ。あうちっ。

テトラポッドの隙間で発見。



こんなに誰もいないんだから、隠れることもないでしょうに。



「アンタの足音に驚いたのよ」　……あだだ。

なに見てるんですか、驚いたように目を見開いて。



おいちゃんのこと見てるんですか。



おいちゃんのこと見てるんですね。

なんだか素敵な立ち姿。いぇい！



ヨコヅナと呼ばれていた子。どすこい！



ん？　猫？　ゑ〜！



次回はこの母と、小さな娘のふれあいを。

母親猫のお腹んとこ！



顔を出したのはあの子よ、あの子。



お腹と足の間でスリスリしては、



出たり入ったりしています。



撮りたかったのはこの母娘で、右のお姉さんではありません。ええ、断じて。

ねこのすみか、きなこに



この直後、降りかかる災難。



ものすごく不本意です。

漁港で声をかけてきたのは、お久しぶりのアトムヘアー。



マロとは「お尻合い」の仲。



仏頂面のふたりを乗せて船は行く。

母、ミカゲ。



息子、ハッチャケ。



母と子の絆。得意げな尻尾。



母、ミカゲ。



息子、ハッチャケ。



子と母の絆。得意げな尻尾。 （参考：２ヶ月前のサイズ）

ふぁ…



あ〜〜〜っ。



こちら、渚のクリーミー。 （参考：２ヶ月前）

右の子「どうした？　なにされてんだ、おまえ？」

「持ってっちゃいけないのは」



「中身だろうか？　容器だろうか？」



「それは容器のことでしょ、やっぱり」



「っていうか、アタシら字読めないし」

「あぁ、たまらないこの感触ぅ〜」



「はっ！　誰かいる？　見られた？」



「気のせいねっ？　気のせいだわっ！」



「たまりませんわ、このジョリジョリ感」

今年はここを見つけていただいて、どうもありがとうございました。
皆様、よい年をお迎えください。