撫でたその朝

2012年01月29日



心ゆくまでフジコを撫でた。



誰も触れたことがなかった背中には、石のように硬くなった毛玉。



7年前の初対面の印象は、なんとまぁ目つきの悪い婆さん猫。



意外と美猫だったことに気づき、親密になりたいと願ったのがやっと昨年。



そんなフジコを心ゆくまで撫で回した。



硬く、冷たくなったその亡骸を。



前日まで元気にごろごろしていたという彼女に、いったいなにがあったのか。



フジコ、さよなら。 ありがと、フジコ。
posted by まるこめ at 09:20 | Comment(12) | フジコ
この記事へのコメント
えっ?フジコを撫でられたの!私なんか近づくこともできなかったのに、と驚くのも束の間、悲しいニュースにまたまたショックです。
色っぽいまなざし、忘れません、、、
Posted by ゆきママ at 2012年01月29日 10:06
信じられません…
まるこめさんの写真の中のフジコはいつも元気で可愛くて…

私もフジコの事忘れません。
まるこめさん、フジコの素敵な写真ありがとうございました。
フジコも可愛い姿を見せてくれてありがとう。
Posted by 桂 at 2012年01月29日 12:58
こんばんは。ずっと拝見させていただいていたのですが、コメント差し上げるのは初めてです。
切ないですね、寂しいですね。いつか、そういうことがあるのだろうと、心の片隅で思っていても、片隅にしまっておいた事に向き合わなければいけない時って。
沢山の思い出を残して行ってくれたんですね。
Posted by mito_and_tanu at 2012年01月29日 19:10
初めてコメント致します。
猫の雰囲気を超えて魅力的なフジコさん、もう逢えないのは寂しいです…
虹の橋を渡って幸せになって欲しいです
マルコメさん素敵な写真ありがとうございました。
Posted by ちゅんた at 2012年01月29日 22:45
会いたいと思っていた矢先・・・残念です。
まるこめさん、お辛かったですね。

”いつか”来る事とわかっていても それが今日とは思わない。
フジコさんも「あのおっちゃんになら 撫でさせてやってもいいかなぁ」
なんて思っていたような気がします。
撫でられて良かったです。

フジコさん よく生きたね!お疲れ様!!
Posted by 茅ヶ崎在住人 at 2012年01月29日 22:57
子猫のような鼻が特に魅力的でした。

天寿を全うしたと信じます。
マルコメさんの撮影してくれた、綺麗な画像がデスクトップにうってつけでした。

ありがとう。フジコ。君の事を忘れないよ。
Posted by 牛猫 at 2012年01月30日 00:06
フジコさん、お疲れ様。
Posted by ぷにぷに at 2012年01月30日 08:19
突然くるさよなら…
なにが起きたのか考えても仕方ないのに、ぐるぐる考えてしまう。
昨日まで元気でいたのに、心臓まひを起こしてあっという間に
死んでしまうこともあります。
出来れば、まるこめさんが触れることができたという報告を生きてるうちに
聞きたかったけど、冷たくなってはいても最後に会えて良かったと思います。
フジコ、大好きだったよ… さようなら。
Posted by ねこやしき at 2012年01月30日 16:28
なんと....... 。

アイラインと相まって、印象的な目を持つ女子だなぁ。
そして名前が「フジコ」!
この子のフジコはルパン三世のほうじゃなくて、フジコ・ヘミングさんのフジコだわ♪
と思ってました。

その前日まで楽しくしてたんだね。よかった。
ちょっとだけ、慰められました。
Posted by 海から遠い杉並区 at 2012年01月30日 16:49

フジコは、おいちゃんの、手のぬくもりを感じながら
虹の橋を渡っていますよ。。。

さようなら。

Posted by バーミ at 2012年01月30日 21:39
撫でられる日が、違う形できていれば。と悔やまれます。
いつも一匹で…ひっそりと生きて…
そんな姿しか見たことがありません。

長い間、お疲れ様。フジコ。


Posted by アメダス at 2012年01月30日 22:23
>ゆきママさん
遺体の発見から埋葬まで、たまたま居合わせました。
28日のおそらくは深夜、もしくは未明に身罷ったものと思われます。

>桂さん
出現率の高さと比例するように可愛くなってきました。
それまでなにを見ていたんだろうと首を捻ることしきりです。

>mito_and_tanuさん
高齢であることはわかっていましたが弱っていた様子もなく、
まだまだ元気な姿を見せてくれるものだと信じて疑いませんでした。
同じ悔いを何度も何度も残しています。

>ちゅんたさん
確かに猫という存在を超えた雰囲気がありました。
もっとお近づきになりたっかたし、元気で長生きしてほしかったし、
残念でなりません。

>茅ヶ崎在住人さん
一番たくさん撫でたヒトであることはまちがいないと思います。
まだ硬直しきっておらず、そんなに冷たくもありませんでした。

>牛猫さん
少なくとも8歳、実はもっとずっと年長であろうことを思うと、
あの鼻の若々しさは驚きでした。開いた瞳も可愛くてどきっとしたものです。

>ぷにぷにさん
最後の場所や姿からみて、悟られたものではなく突然の死だったように思います。
なにがあったかについては想像するしかありませんが。

>ねこやしきさん
なにがフジコにあったのか……。
その場に居合わせた4人にも意見の一致はみられませんでした。

>海から遠い杉並区さん
晩年になって獲得された妖艶さでした。
人気急上昇中(ぼくの中で)だったので、なおさらに残念です。

>バーミさん
今や虹の橋には知った子だらけです。
何匹の感触をぼくの手は覚えていられるでしょうか。

>アメダスさん
ハンスエリアから流れてきた若い♂と
一緒に日向ぼっこしている姿を1度だけ見たことがありますが、
若い頃にはきっとロマンスも多かったことでしょう。
Posted by まるこめ at 2012年01月31日 00:08
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