烏帽子岩は招くよ。
海猫ですから。

昨日、烏帽子岩を眺めていた子。
きみ、砂地でごろごろしてたでしょ。

これ以上近寄れないのが悩みの種。
あとずさろうと彼女はしている。

そこならもっといいモノにありつけるんじゃないですか。



「いえ、ありつけるときにありつくのがワタクシどもの鉄則ですから」



「ワタシもいただいていますがなにか？」

陸に上がった漁船で眠っていたのは



ステラ （「青い瞳のステラ」で飛んでこられる方には申し訳ない）。



おネムのところ、悪いけど、



江ノ島を背に撮ることができる数少ない子のひとり。

テトラポッドの隙間で発見。



こんなに誰もいないんだから、隠れることもないでしょうに。



「アンタの足音に驚いたのよ」　……あだだ。

おなじみの漁港猫、ステラ。初めてこの子を撮ったのは、



2005年の春。



でもって、2005年夏のがこれ。



２年近く追いかけまわして、食事に夢中になってる隙に、背中に触れたことがあるばかり。
いつかきっと撫で倒しちゃるきに。

おなじみの漁港猫、ステラと



アトムヘアー in 朝焼け。



このふたり、食事中に限ってなら



撫でることができるようになったのですが、



こいつよ、こいつ(笑)。



このマロだけは、いまだよそよそしい憎いヤツ。嫌われてるのか、ワタシ。

マロとステラの視線の先では、



大型犬が散歩中。



犬は人間以上に脅威のようです。



そんな戒厳令下でも、ステラはおいちゃんをチラ見。　油断してると撫でられてしまうので。



マロもおいちゃんをチラ見。　……そんなに撫でられるのがイヤなのか。　

マダムが買い物中、時間つぶしに寄った書店で、



えらいものを見つけてしまいました。



表紙カバーからして見知った姿の写真集。



そこに写っていたのは、まぎれもないご当地漁港猫でした。



なかでもステラはお気に入りなのか、何度も登場しています。



ぜひ一度ご覧あれ。　黒澤めぐみ 「猫のいる場所」。