ボラン

2011年09月25日



おそらく5月の後半に、彼はその生涯を終えたのではないか。



そんな話を、数ヶ月ぶりに出会ったボランティアの方からうかがいました。



幼い頃、虚弱で去勢手術を断念せざるをえなかったこと。



それが今年に入って突然目覚めたかのように放浪の旅に出た先で、



彼がいると他の子が出てこないからと石を投げられ追われていたこと。



衰弱しているのを見つけ連れ帰ろうとした矢先、ひどい夕立にあったこと。



ちょっと待っててと言い残し、次に来たときにはもういなかったこと。



せめて亡骸だけでもと防砂林に分け入り、ホームレスの人たちに聞いて回ったこと。



そして、ボランをさわることができた唯一の男性だったまるこめさんにはこれを伝えておきたかったということ。



聞くも涙、語るも涙。 さよならボラン。 今頃ゴメン。
posted by まるこめ at 12:57 | Comment(16) | ボラン