いつも同じ顔の三毛さんが



顔を覗かせていたのと同じ場所にその翌日、



現れ出たのがこの子でござい。



なに？　ここって三毛の巣？　クィーン降臨？

この海岸エリアには三毛猫が多いようだと以前ご指摘を受けましたが、



なるほど、その通りかもしれません。



わずかに１度、あるいは数回の出会いで命名はおろか、



写真掲載にまで至らなかった子たちだけでも、



これだけの数います （あと、狸とか）。



そしてこの子は、あの日のクィーン。　名はファンラン （今つけた！）。



こちら、今一番触りたい子、名はスモモ （これも今つけた！）。

これまで５メートルと寄ることができなかったファンランに、



１メートルまで近づくことができるようになりました。



手を伸ばすと、伸ばした分だけ後ずさってしまうのですが。



おっと、春一番？

ユリカマに負けぬ太い手足の持ち主といえば、



このファンラン。　なんか言ってます。



なんか吠えてます。　百猫の王みたいです。



百猫の王。　なんだそれは。



せめて女王と言わねば。

その日、初めて



ファンランに触れることができました。



直前、コスケにボコボコにされた手。



上の写真のせいで、なんだか主題がぼやけました。

一度触れたことがあるからといって、



心を開いてくれたわけでは全然ないので、



こんな場所、こんなアングルでしかファンランを撮ることができません。



オマケは、さらに奥地から出てこようとしないマロニー。

半年ぶりに見かけたファンラン。



以前、背中を撫でるところまでいったのですが、



半年のブランクで、５メートルと寄れない関係に逆戻り。



男女の仲でもありますよね、そういうの。



そういうのばっかだったような気もしますねぇ、ワタシ。

杭にしがみつくタヌキ……



ではなくて、今まさに



杭を登らんとする



ファンラン！

ときに猫を超えた存在としてぼくの目に映るファンランですが、



こうしてゴロンゴロンしているのを見ると、



ああ、やっぱり猫だわ (笑)。



それにしても、このデカくて幅の広い足！

最近、にわかに出現率の高いファンラン。



かなり寄れるようになってきたので、



再び触れるようになる日も近いかも。



……最後はやっぱりそこに行ってしまうのですね。