漁港近くに生息するこの子の、一度見たら忘れられない顔。
というか、なにか描き足したくなってしまう顔。

藪奥にうごめくなにかを感知せり。

遅れて堤防に現れたこの子はマロさん。



凝視する先では、



ステラさんがお食事中。
「ねぃ、まだ？　あちしの分も残しといてよ」

マロも、



ステラも、



アトムヘアーも、この１ヶ月まったく姿を見かけない。
なんで？　どぉして？　心配だ。

三白眼。



睨まれているわけでないのはわかってるけど、



ふたり並ぶとちょっと怖い。
っていうか、ステラ本当に睨んでるし。

ローリン！



ローリンッ !!



ローリングぅ〜 !!!



「……ん？」



ほんっと可愛くないなぁ、マロよ、おまいは(笑)。

誰よりも多くものを見、



誰よりも口が堅い。



そんなイメージがマロにはありますが、たぶん気のせい。



ところで、こういうモノを３個ほど並べておくと、そっから先には誰も来ないんじゃないでしょうか。

意外と人気キャラだったマロ。



たまに夢見るような表情も見せますが、



やはり基本は、眉間のシワとこの目つき。



この目つき。



夕方になるとこんなですけど。

「なにやってんだ、おまえ !?」

なにか言いたげなマロ。



なにか言うマロ。でもなにを言ってんだか。



なぜか転がるマロたち。なんだキミたち。